ガケガニデッキが、ポケカの大会環境で大活躍しています。
新しい拡張パックが出るたびに少しづつ強化されていましたが、強力な構築が出回るようになってきました。
今回はそんなガケガニのデッキレシピや、ガケガニデッキの回し方などについて、初心者の方にもわかりやすく紹介していきます。
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ガケガニの特徴は?

| カードの総合点数 | 7/10 |
| 進化前のポケモン | なし |
| HP | ★★★ |
| 火力の高さ | ★★★★★ |
| カードの扱いやすさ | ★★★★ |
| スペシャルアート | なし |
| 価格 | 80円 |
| 収録パック | 強化拡張パック「レイジングサーフ」 |
- ルールを持たないたねポケモンの中ではトップクラスのダメージを出せる
- ワザに必要なエネルギーが軽く、扱いやすい
- 弱点を突きやすい闘タイプ
ガケガニは、ワザ「ヒステリックシザー」が強力なルールを持たないたねポケモンです。
相手のポケモンを次々と倒しながらも、自分は倒されてもサイドを1枚しか取られないので、多くのデッキに有利に立ち回れます。
ガケガニのデッキレシピ
ここではガケガニデッキの様々なパターンについて紹介していきます。
ガケガニ+モモワロウ型【シティリーグ準優勝】

「ガケガニ」での攻撃を中心としながら「モモワロウ」での先攻1ターン目勝利も狙えるようになっている基本の型です。
「ガケガニ」のワザ「ヒステリックシザー」で大ダメージを出すためには、「アラブルタケ」「ブーストエナジー古代」「ダブルターボエネルギー」などをデッキから集める必要があります。
このデッキでは、「シークレットボックス」などのサーチ系カードがしっかり採用してあるので、安定性が高まっています。
ガケガニ+モモワロウ型(シュウメイ入り)【シティリーグTOP8】

ベースは基本的なガケガニデッキですが、「スピンロトム」や「シュウメイ」などの一枚刺しのカードが光る型です。
「スピンロトム」はワザの「とつげきランディング」でHPの低いポケモンを処理するのに役立ちます。
「シュウメイ」はどくの状態異常を扱うガケガニデッキならではの、優秀なドローサポートカードです。
ガケガニ+テラパゴスex型【シティリーグTOP16】

ガケガニに、「テラパゴスex」や「テツノブジンex」を組み合わせた型です。
「テラパゴスex」のワザ「ユニオンビート」が「ダブルターボエネルギー」1枚で使用できるので、ガケガニで攻撃が難しいタイミングで頼りになります。
「テツノブジンex」は特性の「タキオンビット」でガケガニの攻撃で足りないダメージを補ってくれます。
ガケガニの回し方は?
ここからはガケガニデッキの回し方を紹介していきます。



ガケガニデッキでの1ターン目は、まず相手の場をポケモンを「どく」の状態異常で倒せそうかをチェックしてみましょう。
「モモワロウ」の特性「もうどくしはい」+「アラブルタケ」の特性「もうどくふんじん」+「かがやくヒスイオオニューラ」の特性「ポイズンピーク」を組み合わせると、「どく」でHP80までのポケモンを倒せます。
相手のバトル場にHP80以下のポケモンが1匹の場合は、狙ってみるのがおススメです。
「どく」でのきぜつを狙わない場合は、「ブーストエナジー古代」をつけた「アラブルタケ」を場に準備するよう目指しましょう。
「ガケガニ」の準備は、たねポケモンですぐに攻撃できるので次の番に出しても大丈夫です。



後攻1ターン目や先攻2ターン目では「ガケガニ」のワザ「ヒステリックシザー」での攻撃を狙っていきます。
「ヒステリックシザー」大ダメージを出すには、「ダブルターボエネルギー」や「ブーストエナジー古代」などのカードが必要になりますが、ACESPEC「シークレットボックス」を使用すると、一気に集めることが可能です。
「くさりもち」を併用すれば「ヒステリックシザー」のダメージが210まで上昇するので「どく」ダメージと合わせて、HP240以上のポケモンも倒していけます。



「ガケガニ」での攻撃や、「ヒステリックシザー」で相手のポケモンを倒すのが難しい場合はサブアタッカーに切り替えていきましょう。
「ガチグマアカツキex」は「くさりもち」込みで280ダメージを出せるので、「レジドラゴVSTAR」や「ルギアVSTAR」などのHP280ラインのポケモンを倒すのに有効です。
「ヒスイマルマインV」は「ばつぐんグラス」を持たせると、草タイプを弱点とする「リザードンex(悪テラスタル)」などに300ダメージを出せます。
「かがやくヒスイオオニューラ」がいれば、「どく」ダメージ込みでリザードンの一撃突破が可能になります。
ガケガニに必須のカードは?
ここからは、ほとんどのガケガニデッキで採用される必須カードについて解説していきます。








アラブルタケ

「アラブルタケ」は「ガケガニ」のワザ「ヒステリックシザー」を強化するために必須の、核となるポケモンです。
特性「もうどくふんじん」で「ガケガニ」を「どく」状態にするのはもちろん、「モモワロウ」の「もうどくしはい」で相手のポケモンを倒すことにも使用します。
「くさりもち」を持っている「ガチグマアカツキex」などを「どく」状態にすれば、大ダメージも狙えます。
ガケガニデッキは「ブーストエナジー古代」を付けた「アラブルタケ」をいかにベンチに維持できるかが重要なので、不用意にトラッシュしないように注意しましょう。
モモワロウ

「モモワロウ」は特性「もうどくしはい」で「どく」によるダメージを増やすことができます。
HPの低いポケモンであれば、どくのダメージだけできぜつを狙えるので、最速先攻1ターン目から勝てる可能性もある強力な一枚です。
相手のポケモンをどくできぜつさせた場合は「キチキギスex」などの特性を封じられるので、HPの大きいポケモンを削ってからどくダメージできぜつさせるテクニックも狙ってみるといいでしょう。
かがやくヒスイオオニューラ

「かがやくヒスイオオニューラ」は特性「ポイズンピーク」でどくダメージの増強ができるポケモンです。
「モモワロウ」と違い、ベンチにいてもどくダメージ強化を行えるので、出せそうなタイミングでとりあえず出しておきましょう。
「ポイズンピーク」が働いている状況であれば、「ガケガニ」の「ヒステリックシザー」で倒しきれなかった相手のポケモンを「どく」ダメージ込みで倒せる可能性があります。
ラティアスex

「ラティアスex」は特性「スカイライン」で「ガケガニ」をはじめとした、たねポケモンの逃げるエネルギーを0にできます。
ガケガニデッキは、逃げるエネルギーが重いポケモンが多いですが、たねポケモンのみで構成されているので「スカイライン」の恩恵をどのポケモンも受けることが可能です。
「いれかえカート」などのいれかえ系グッズも採用されていますが、「ラティアスex」は「ネストボール」などから呼び出して特性を使用できるのが便利なので覚えておきましょう。
ペパー

ガケガニデッキでの「ペパー」は非常に頼もしいサポートカードです。
デッキのキーカードである「アラブルタケ」と「ブーストエナジー古代」を「ペパー」一枚から持ってこれます。
他にも「くさりもち」「森の封印石」「ばつぐんグラス」など、持ってきたいグッズは常にデッキの中にあるので、序盤中盤終盤いつ使用しても強力なのが嬉しいところです。
アクロマの執念

「アクロマの執念」はデッキから持ってくることが難しいスタジアムとエネルギーカードを探せるのが強みのサポートカードです。
特に「ダブルターボエネルギー」を探せるカードは少ないので、「アクロマの執念」経由で手札に加えられるのを覚えておきましょう。
スタジアムは「タウンデパート」を持ってくることで同時にポケモンのどうぐも持ってこられるので、「ペパー」のようにデッキの中のキーカードを2枚も探せる強力カードです。
シークレットボックス

キーカードを集めることが重要なガケガニデッキにとって、ACESPEC「シークレットボックス」はピッタリのカードです。
「シークレットボックス」から使用して、「ペパー」や「アクロマの執念」を持ってくれば、「ガケガニ」での攻撃に必要なカードをほとんど揃えることができるでしょう。
「ペパー」から「シークレットボックス」を加えるパターンでも、残りの足りないカードを探せます。
くさりもち

「くさりもち」はダメージ上昇値が40と非常に大きいポケモンのどうぐです。
「こだわりベルト」や「マキシマムベルト」といったカードと違い、自分のポケモンが「どく」状態になっていさえすれば、どのようなポケモン相手にもダメージアップをしてくれるのが嬉しいポイントです。
ここでも「アラブルタケ」+「ブーストエナジー古代」でポケモンをどく状態にできるかが重要になってきます。
ガケガニの弱点や対策となるカードは?
ガケガニデッキは、「タケルライコex」などの使用率トップクラスのデッキにかなり強い反面、中堅層のデッキ相手に苦戦する場合もあります。
ここからはガケガニデッキの対策や弱点となるカード・デッキについて詳しく紹介していきます。
手札干渉を苦手とする
キーカードを集めて攻撃するガケガニデッキは、「ナンジャモ」「アンフェアスタンプ」「ツツジ」といった手札干渉カードを苦手としています。



「ブーストエナジー古代」がついた「アラブルタケ」を倒されながら、手札干渉を受けてしまうと復帰が難しくなり、返しの番でのダメージが思うように出せなくなる可能性があります。
「アラブルタケ」を複数匹用意しておく、「ガチグマアカツキex」での攻撃に切り替えるなどで対策していきましょう。
また「どく」のダメージで相手のポケモンをきぜつさせた場合は「アンフェアスタンプ」の使用条件を避けることができます。
抵抗力を持つルギアVSTARデッキは天敵


「ルギアVSTAR」は闘タイプへの抵抗力を持ったポケモンなので、ガケガニでの突破が難しく苦手なデッキです。
「ジェットエネルギー」でどく状態を解除されながら、次々とポケモンを受けまわされてしまうと、なかなかサイドを取れずに、不利になっていきます。
「ボスの指令」をしっかりと温存して、弱った相手のポケモンを着実に倒せるようにして追いついていきましょう。
当サイトではルギアVSTARデッキの構築と回し方についても解説していますので、気になる方はあわせて参考にしてください。
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